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1029年7月
森羅「やあ、はじめまして」
ツルギ「・・・何?」
森羅「何だ、女の子だったのか、美少年だと思ったのに」
ツルギ「・・・死にたいの?」
森羅「はは、来たばかりなのに死にたくはないな、僕は森羅だ、この家の新しい住人だ」
ツルギ「・・・」
森羅「・・・」
ツルギ「何見てるの?早くどこかへ行ったら?」
森羅「君は何だか偉そうだけどそんなに強くはないんだな、みぞれや時芽の方が強いよ」
ツルギ「・・・・・・やっぱりあなた死にたいんでしょう?」
森羅「いやいや、だから死にたくないって、そうだ、賭けをしないか?」
ツルギ「しない」
森羅「君が次の討伐で梵ピンを覚えられたら君の勝ちだ、僕は君のことをもうかまわないよ、そのかわり、君が覚えられなかったら、僕の言うことを一つ聞いてほしい」
ツルギ「だからしないって言ってるでしょう、それに梵ピンなんてすぐ覚えられるわ」
森羅「ならいいね、楽しみにしてるよ、がんばってくれ」
ツルギ「・・・何あの子、気持ち悪い」

というわけで、
秋桜には森羅に奥義を覚えさせるとして。
命隊長+みぞれ+時芽+ツルギ、白骨城へ。狙うは四ツ髪の首!

「さて、いつ見てもあんまり入りたい気分じゃない白骨城だけど、時芽、ここの情報は?」
時芽「はい!天界最高神昼子さまが遥か昔作り出したというオバケ屋敷です!天界では有名なデートスポットで骨こわーい!ひょん可愛いー!カイナうざーい!ともっぱら好評のようです!」
「よっしゃあ、いつも通りー!さあ行きましょうかー!」

宝物庫で記念撮影、なんか宝物庫いっぱい当たったのでいそいそと回収しました、罠にかかりまくりながら回収しました、なんか罠回避な術があったような気がするけど気にしないぜ!

早速四ツ髪戦だよ!
開始早々一列一撃もらっちゃったよ!いてえ!
なんだよ何で全員前列なんだよ後列組作るの忘れてたよ!うっかりうっかり。
ちゃっかり命だけ鏡返し。

トドメは前回からお気に入りになった源太両断殺です。

やったー。
そして隠居する年になってすごい上がるようになる技水がやっぱりすげえ(命)

ほくほくと家路についたら、

カキコ・・・。

1029年8月
森羅「・・・」
ツルギ「・・・何嬉しそうな顔してるのよ」
森羅「心外だな、これは地の顔だよ、さて、ツルギ、この前言ったこと、覚えてるかい?」
ツルギ「・・・覚えられなかったわよ梵ピン、これで十分?」
森羅「なら、一つ言うことを聞いてもらおう」
ツルギ「ははは、みんなと仲良くなれって言うの?いいわよ、そんなフリくらいならいくらでも・・・」
森羅「◯◯◯◯◯◯◯◯って大声で言ってほしいな」
ツルギ「・・・はあああ!?(真っ赤)」
森羅「約束しただろ?それを言えば僕はもう何もツルギに干渉しないさ、どうするかな?」
ツルギ「いいいい、言うわよ!ち・・・ち・・・ち・・・(真っ赤)」
森羅「聞こえないなあ」
ツルギ「ち・・・ちんち・・・(真っ赤)」
森羅「もっと大きな声で!!!」
ツルギ「ちんちんか・・・!!!!(もう真っ赤もいいところ)」
「ちょっとあんたうちの娘に何言わせようとしてんのよーーーーー!!(ばきーーーー!)」
森羅「ごふーーー!」
「大丈夫!?ツルギ!!私が来たからにはもう変態息子のいいようにはさせないわよ!」
ツルギ「お、お母さん・・・」
森羅「フッ・・・(ヨロヨロ」
秋桜「森羅」
森羅「母上か、恥ずかしいところを見られたな」
秋桜「わざとか?なかなか良い所もあるじゃないか」
森羅「まったくだ、ツルギが少年だったらどんなに面白かったことか、本当に惜しい」
秋桜「前言撤回だ、お前は本当にすがすがしいほどの変態だな」

まあ、そんなこんなありまして、
秋桜当主、みぞれ、時芽、ツルギのメンバーで今度は九重楼攻略です。
今度は六ツ髪です。

途中でゴローさんたち解放、「ゴローさんたち解放されろー解放されろー」と念じていた私の祈りが天に届いた!
大空一族ではどんなにどんなに戦っても全然解放されてくれなかったもんね!

祝いの鈴を使って・・・わーいスロット揃ったー!どうせなら上の時登りの笛欲しかったけどー!

一族「梵ピン梵ピン梵ピン・・・」
六ツ髪「萌子萌子・・・」

みぞれ「うおりゃああああああ!」
〆はやはりおなじみの一品、源太両断殺でございます。
結局六ツ髪さん萌子ばかり唱えて一回も攻撃しなかったよ。
絶対石橋叩きまくるせいで失敗するタイプだねこの人。

戦勝点どっさりー。

ゴローさんズが天界に帰れたので、上司も喜んでくれました。
昼子(まあ!このこらい当然ですよね?)

1029年9月
九重楼討伐月間です。
先月言えーーーー!

みぞれとセイント・クルスさん、交神です。

時芽「すごい意外です、みぞれはなんだか雷電様を選ぶと思ってましたよ!どんなところが決め手だったんですか!?」
みぞれ「え、は、恥ずかしいよ(赤面)」
時芽「ふふふ、そう言われると聞きたくなるのですよ、ホレホレ言いなさいええじゃろええじゃろ」
みぞれ「ははは、言うよ言うよ!えっとね、ぱ、パラメータ・・・」
時芽「・・・ぱらめーた?」
みぞれ「パラメータ・・・(*´∀`)ポッ」

~ぶれいくたいむ~

「ちょっと、ツルギ、いきなりどこに連れていくのよ」
ツルギ「・・・」
「なにここ崖の上?って、うわあああ、すごいいい景色じゃないなにこれ、・・・まさか突き落とす気じゃないでしょうねあんた」
ツルギ「お母さん、夢があったんでしょう?」
「へ?な、何言ってるのよ、し、知らないわねー」
ツルギ「ごまかしてもダメ、カキコさんから聞いたから、アイドルになりたかったって」
「あの、わっしょい宇宙人・・・」
ツルギ「綺麗な舞台もある、一人だけどファンもいる、歌って、お母さん」
「・・・(呆れ顔)あんた実はものすごいロマンチストなのね・・・」
ツルギ「・・・」
「分かったわよ、歌う、歌うって、全く、しょうがない、アンタがまたむっつりに戻るのめんどくさいからねー」
ツルギ「・・・(ニコ)」
「・・・あんたもう、本当に卑怯・・・」
眼下に広がる都の景色に向かって、命は歌った。
それは自分の歌を聞いているだろうツルギに伝える励ましの歌であり、
去って行った家族に送る鎮魂歌でもあった。
いつか私も行くだろうその場所へ、待っていてくれと、命の歌は明るく美しく青空に響いた。

そのかすかに届いた歌声を拾った者達の間で、天女の歌が聞こえたウワサが広まったという。

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