・１０２１年１１月 「今月はみゆきさんと元平さんと私と節さんですか～」 「元平がいるから無茶しない所に行こう」 「……」 「ええっ元平さんだって強いですよ！わ、私よりかは」 「この前腕立て伏せで松江元平に勝ってたよね？」 「完全勝利でしたね！」 「……」 「いきなり得意げだね松江」 「ダメだよ、元平は……私たちの中で一番弱いから……守らなきゃ」 「……」 「すごいです！秋津ノ薙刀持っている節さんがザコを切っては捨て切っては捨てです！」 「……松江、実況はいいから」 「おおっと！切り残した！しかし節氏！華麗に振り返って……！」 「逃げた……」 「節氏、華麗に逃がしたー！」 「松江、ザコ敵ばかりだからって気を抜かないで……こっちの気が抜ける」 ・１０２１年１２月 「向日町一族の功績をたたえて、像が立つ見たいですよ！」 「へーすごいだねうちって、んで、どんな像？」 「すごい……」 「ミイちゃんって……」 「そうですよね、どうせだったら、私たちの像が建てば良いのに」 「松江？」 「向日町一族か……そうか、もうあの娘もいないのか……」 「林檎さんと交神したことあるんですよね？」 「さてな」 「私のことも、見てくれますか」 「……化かしあいでも始めるか？」 「……はい」 ・１０２２年１月 「忘我流水道に来ましたけど」 「寒！」 「寒いね……佐和さん大丈夫？」 「私？私は大丈夫さ、なんたって心が燃えているからね」 「……」 「……」 「へっくしょーい」 「神様を解放したよ！」 「うわああ眩しい！」 「見えた？誰か見えた？どんな人！？」 「見えた……にこやかに、手を振っていたな」 「なんだか気さくな人ですね」 「戦闘中にぐーすか眠るねこの人たちは」 「面白いからずっとこうしてるかい？」 「そんなわけにもいかないだろ……」 「う……うーん元平……」 「……」 「元平の……」 「……」 「御団子もう一個ー！えー売りきれ……もにょもにょ」 「……ぐー」 「何か聞いた？」 「いや、起こそう、うん、それがいい」 「カエルが爆発した？！」 「か……カエル怖い……」 「カエル怖！」 「やるな……カエル……」