・１０２１年５月 「何だ？じっと見て」 「すごい、羽毛ですね……！」 「良い男目の前にして羽毛が感想はないだろｗ」 「抱きしめてもいいですか……！」 「おう、来い」 「（ギュー）チュン太ー！」 「チュン太！？」 ～交神後～ 「はは、私の番か……」 「お母さん……」 「順番通り死ねてまあ、運がいいのか、みんなのところに、行くよ……」 ～庭にて～ 「姉さん、寝ていないと……」 「心太当主就任おめでとう……心太は、まだ生きなきゃね」 「何言ってるんだ、一緒に生きたんだ、一緒に逝こう」 「心太元気じゃん」 「ああ、姉さんも、元気に……」 「心太……？」 「元気に、なるんだよ……（涙ぼろぼろ」 ・１０２１年６月 「行ってらっしゃいませ！」 「……」 「がんばろうね、元平」 「あ！私初陣の大砲でした！かえて来なきゃ！」 「松江さん、うっかりしたとこあるね」 「おまたせしましたー！ああ！待ってください！お弁当忘れました！」 「ドジっこ」 「お待たせしました～！ああ！初陣の大砲持ってきちゃった！」 「……ボケ？」 「元平、無理しないでね 」 「……」 「うう、足手まといでごめんなさい、私の大砲豆鉄砲みたいですよね」 「これから強くなればいい」 「……」 「強くなれるかなあ」 「なれるよ」 「うん！」 ～自宅にて～ 「初音、これをやろう」 「……当主の指輪？……新様！」 「（バタッ！）」 ～森香の部屋～ 「うーん、うーん、心太のうそつき……」 「姉さん、迎えに来たよ」 「……心太？あれ？体痛くない」 「行こう、姉さん、もう戦わなくていいんだ」 「うん、うん、行こう、もう、痛くなくていいんだ……」 ・１０２１年７月 「私の子が来ましたよ！」 「節だよ、よろしく」 「真面目そうなのはお母さん似ですね」 「よしてよ、真面目じゃないって」 「ちなみに逆立ちしてるあそこにいるのが当主です」 「え？何やってるの当主」 「逆立ちに耐える訓練」 「ごめん、自信なくなってきた、やっぱり私真面目な方かも……」 「じゃあ、節は私と訓練です！がんばりましょう！」 「当主の指輪！」 「わー！敵が一瞬で！」 「なんだか源太様が通った気がする」 「ええ！？どこを！？」 「何で逃げるの松江さん……」 「すごい形相で、敵を切ってた」 「そうか……」 「お母さんの奥義だ」 「林檎さんはこれで朱点を討ったんですよね」 「お母さん……」 「新しい術が手に入った」 「やったー！術が手に入ったら嬉しいですね！」 「ばんざーい」