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・1020年11月

「陽炎の術覚えてたや、これで楽に上に行けるよ」
「ようえんってどんな術?」
「鬼に当たりにくくなる術ですよ!」
「おお!本当だ!うらうら逃げろ逃げろははははは!!」
「森香、遊ばないで」

風雷の間

「一気に来たはいいものの、やっぱり何かいるわな」
「人間は、ほっておくに限るのよ」
「……!」
「またチョッカイ出してせっかく閉まってる肥溜めのフタが飛ンじまったらどーすんだ? 」
「……」
「どうなっても知らねェぞ!!おまえら、覚悟しとけよ!!」

「二人がかりなんてずるいー!」
「こっちは4人がかりだよ森香」
「みんな!いつも通り!私に武人をお願い!」
「はい!」

「まずは一匹!もっと武人をお願い!」

「よっしゃあ!討伐完了!!」
「ほォ、なかなか筋がいいぞ」
「こりゃ参った。降参、降参!!」
「何かがんばったら友達になれそう!」
「森香、相手は鬼だよ」
「でも、なんだか憎めない人たちでしたね」
「んじゃ、帰るか、鮎と初音に報告しなきゃね」

帰宅中……

「あれ?初音じゃないの、何走ってんだ?おーい」
「……早く!!鮎が!」
「……!鮎!」

向日町家、鮎の部屋

「良かった、間に会ったんだ……」
「うん、いるよ、鮎、みんな」
「嬉しいな、みんないる」
「私もすぐ行くから」
「ダメだよ、林檎ちゃんは、ゆっくり、ゆっくり来なきゃ……」

「……」
「……」
「……」
「……」
「……」

・1020年12月

「世の中イロイロありますねー!」
「どうしたんだよいきなり」
「私の子が来ました」
「なんだか複雑だ」

「みゆきです」
「元平です」
「まあ、よろしく、仲良くなっていこうや」
「はい」
「はい」

「来た早々悪いけど、あんたたち遊んでて」
「えっ」
「えっ」
「大丈夫、ちょっとみんなで朱点倒してくるだけだから、イツ花、初音、ちびらをお願い」
「バーンと任せてください!」
「待ってる」
「じゃ、言ってイツ花」
「当主さま、御出陣!」

大江山前

「やあ!元気かい?」
「黄川人……」
「何も言わなくても分かるさ、君たちならやれる!絶対!」
「うん!」
「これだけしか言えないけど、がんばって」
「はい!言ってきます(手ブンブン」
「(手ブンブン)また会おう!……兄弟……」

朱点閣
「……」
「おンやッ………!?その額の光は!?まさか あの時のガキ……?ククク…そういうことか!!」
「朱点、みんなの敵を討ちに来たよ……」
「たとえ 鬼でもなあ!!一度生まれりゃ、命はてめェのもんだ。そっちの勝手な都合で死ねるかよ!!」

「森香、下がって、あいつ前衛攻撃する気配がある、二人ともくらうことない」
「やだ!私も前にいる」
「森香、みゆきと元平が待ってる」
「心太のくせになまいき……」
「(にこ)」

「あねご!お願い!」

「姉後私も!」

「そうは行くかよ!」

「林檎さん!お願いします!」

「……任せて」

「やった…」
「やった!」
「やったー!」

「やった……やったよみんな……。……!?」

「まあ、ああなってこうなるわけさ、分かった?」
「黄川人……?」
「分かんないよね、じゃあ教えてあげるから追ってきな!戦いはまだまだこれからさ!」
「黄川人……!!待ちなさい!!待て!!」
「あはははは……」

・1021年1月

「というわけで、力を増した鬼たちは今も暴れまわっています」
「うん」
「教えてください、あなたたち神は何を考えてるんですか!?何をもって僕たちを動かしてるんですか!?」
「ごめん、教えられてないんだ私」
「僕は……」
「よしよし、あの子も、ひどいことするな……私たちもか……」

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