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・1020年1月

「雨ー!!」
「足元気をつけてね、滑りやすくなってるから」
「転んだー!」
「姉さん、はしゃぐから……うわ!足が滑った」
「あはははは、心太何もしなくても転んだー」
「……(不機嫌)」

「なんだか心太より成長してる気がする!」
「ぼ、僕だって姉さんより成長しているぞ」
「どこがー?」
「ね、姉さんの扱いとか」
「……まだまだね!」
「……(不機嫌)」

・1020年2月

「このメンバーも同じみなってきたわね!」
「息もあって来たよね」
「そだね、あのちびっこも息なんだかんだで息あってるし」
「2人とも飛びだしたがるけどね」
「守ってやらなきゃね、まだ」
「そうだね」

「綺麗な女の人が天に昇って行ったよー」
「解放されたんだ、良かった……」
「狐次郎さんに続く2人目の解放された神様だなあ」
「交神できる神様見せてもらったとき、まだまだ沢山いたけど、どこにいるんだろうね」
「さあ、大江山かな」
「大江山かあ……早く解放してあげたいね」

「はい!雷オコシに攻撃させてください!」
「私もー!」
「僕が!」
「私がー!」
「はいはーい、二人とも悪羅大将を狙ってねー」

鬼子母の間

「ここは……」
「返してよ!私の子供を返してよ!」
「!!」

「輪ノ火の併せから行くよ!輪ノ火!」
「輪ノ火併せ!」
「輪ノ火併せ!」
「……」
「どうしたの?森香ちゃん、併せしないの?」
「おぼえてない」
「え?」
「まだ覚えてないー(苦し紛れの業ノ火進言)」
「ご、ごめん、じゃあお焔お願い!」

「勝った……」
「あの鬼、子供返せって言ってたねー」
「子供返せ、か……」
「なんだろう、なんだか他人とは思えないやね」

・1020年3月

「この前拾った秋津ノ薙刀がすごい威力で鮎ちゃん1人で敵を狩ってる状態今」
「もう鮎姉だけで活躍したで賞だね」
「僕たちは?」
「鮎姉の活躍を後世に伝えるで賞」
「後世まで伝えるんだ」
「っていうか賞なんだそれ」
「おりゃー!」

・1020年4月

「鳥居千万宮に来たけど」
「4月だから緑だっけ?」
「赤じゃなかったかな?」
「黒だ!」
「ないよ」
「白だ!」
「ないって」
「森香、混乱するからちょっと黙ってなさい」

孤美姫の間

「……」
「あたしなりに一生懸命やってきたよ、 なのに…やんなっちゃうよ!」
「どうしよう、話せるかな」
「亭主が嫌いだ!あの女が嫌いだ! 世ン中が嫌いだ!人間が嫌いだ!」
「!!」

「林檎ちゃん!お願い!」
「あいよー!」

「くらえ!アタシが開発した、超必殺技!その名も連弾弓林檎!」

「眠りな、眠るのは、気持ちいいよ……」

「大丈夫!起きて!仙酔酒!」

「おっしゃあ眠気スッキリー!さっそく行くよ!連弾弓林檎!二発目ー!」

戦闘終了

「弱虫のあたしが イッチ番嫌いだあ!!」
「……」
「……」
「助けてあげたいね、あの鬼……」
「そだね……」

帰宅後

「さて、私の番のようです」
「お母さん」
「林檎、あなたの必殺技すごいですよ、母を越えました、みんなをそれで守ってあげてね」
「うん、うん……」

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