漫画 お宝 ブログ ツイログ リンク TOP メルフォ



・1019年10月

「俺の子が来たぜ」

「やほー、森香ですー、鬼をバッサバッサ叩き入ろうと思います。明太子食べたい」
「ね、姉さん、もっとしっかりしないと……あっ、すいません、心太です。よろしくおねがいします!」
「別にしっかりしなくていいよ!私は林檎、こっちが鮎であっが当主の千早さん」
「おい」
「はじめまして、当主の千早です」
「おい」
「わー当主ってやっぱりそんな感じするー」
「よ、よろしくお願いします!」
「俺が当主だ」
「えー?」
「父上が当主だったんですか……?」
「なんだかそんなかんじしない」
「うぐ(サイコロで決められたからか……?)」

その後……

「こ、今度は私の交神の番だね!ドキドキ!」

「え?え?」
「当分はガキのままだな」
「え?え?どんだけ待てばいいの?」
「半年」
「えー!」

「と言う訳で」

「千早さんと新さんは森香と心太の訓練だから、鮎ちゃんと2人で相翼院だね!」
「無理するなって言われたから、のんびり行こう」
「賛成!」

「ねえ林檎ちゃん」
「ん?何?」

「お父さん、何か林檎ちゃんに教えたって言ったよね、何教わったの?」
「ああ、乙丸さんにか!」

「自分らしく生きろって」
「自分らしく、か」

「いい人だよね乙丸さん!」
「うん」

帰宅後

「おい、この陽炎って術かなり役に立つぞ多分」
「え?」
「2人とも頑張りましたね」
「う、うん、がんばったねー」
「ねー!」

・1019年11月

「じゃあ、行くか」
「行きましょうか」
「私たちはー?」
「僕たちは?」
「遊んでなさい」
「うんー!」
「いいのかなあ……」

「数々の戦士が散った場所だ気を抜くなよ!」
「お地母拾った!」
「よし!次だ!」

「行くぞ!」
「併せ入ります!」

「ダメ!お兄ちゃん怖い!」

「ダメとか言うな!しっかりしろ俺達がついてる!」

「うう、お兄ちゃん……!」

「私がここで止まったらみんな死んじゃう!そんなの嫌だよ!」

戦闘終了

「がんばったね!鮎ちゃん!」
「こ、怖かったね、林檎ちゃん!」
「馬鹿、本気出すの遅いんだよ」
「うん、うん……!ごめんね!」
「いいんですよ、皆無事だった、一ヶ月終わる頃です、帰りましょう……」
「ああ……帰ろう、森香と心太が待ってる……」

帰宅後

「おかえりーみんな」
「よう、何して遊んでたか?」
「心太追い掛けてたー」
「森香に追い掛けられてた……」
「そ、そうか」
・1019年12月

「やっほうはじめての戦い!」
「2人とも、無理しないでね」
「前に前に!心太には負けない!」
「ああ、森香無茶しないで、僕が守るからどうか前衛に……」
「ははは、二人ともやっちゃえやっちゃえ!」
「ああ、手がかかるなあ」

「痛!攻撃食らった!」
「後ろに下がって!」
「回復した!前に!前に!」
「僕も負傷しました!」
「後ろに行って!」
「回復しました!森香が前に出てるので出ます!」
「(前)(後)(前)(後)」
「(前)(後)(前)(後)」
「あわわ……」
「あははこりゃ面白い」
「面白いじゃないよー!」

「大きな狐さん封印から解放されたね……」
「何か珍妙なものでも見た表情してたわね」
「気のせいよー」
「気、気のせいですよ……」

前へ 向日町家トップへ 次へ

文トップへ