・1019年7月
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「今月は相翼院で走るぞー」
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「相翼院走りー!」
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「うおー!相翼院走りー!」
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「にこにこ」
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「輪ノ火併せ!」
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「相変わらず決まるとスッキリしますね」
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「でも太鼓持ちとか一匹だけ外れるとイラっとくるよな」
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「しますね」
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「うわーん、なんか怖い話してるよー」
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帰宅後……
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「ごめんな、もう母上の元に行くときのようだ」
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「乙丸……」
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「父上……」
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「お父さん……」
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「林檎、教えたこと、覚えていてくれよ」
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「うん……」
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・1019年8月
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「……」
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「悲しいことが、あったのね……」
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「そうだな、でもクヨクヨしてられない、当主だからな」
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「来て……少しの間だけでも、私の泉に浸っていて……」
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「ああ……よろしく」
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・1019年9月
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「鮎、林檎、常陸……いえ、新、準備は良い?」
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「はい!」
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「はーい!」
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「俺が当主なんだけど」
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「新はまだまだ私の可愛い甥っこですよ」
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「……(苦笑」
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「わっなんか強そうなのが出た!」
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「そんなに強くないよ、私はフォフォフォさんってよんでるよ」
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「フォフォフォフォさんじゃないの?」
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「フォフォフォフォは長いからフォフォフォさん」
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「鮎ちゃん変な子だね」
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「ええっ!」
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「気合いを抜かない!行きますよ!」
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「瞬殺!」
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「速瀬をかけてっと」
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「7階まで行けましたね」
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「最上階までもうすぐだな」
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「見晴らし、良いでしょうね」
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「もうすでにはしゃいでる奴もいるがな」
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「鮎ちゃんほら!京がちっちゃ!」
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「本当だー、うちはどこだろう?」
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