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朱点童子討伐メンバーは、この4人にしました!
守丸とキロはわりとすんなり決まったのですが、
光矢か利江子どっちにしようか迷いましたが、ここは利江子で!
光矢、攻撃力ないから!

雪の中、進みます。

利江子(ブルブル)
キロ「寒いのか?利江子」
利江子「え!?何?武者震いよ!」
みどり「怖いんだな」
利江子「えええ!?怖いわけ無いでしょ!あはっはっはっは!」
キロ「大丈夫だ、利江子、俺が死なせねえよ」
利江子「あんたはねえ、そうやって安直に死ぬ前の台詞のようなこと吐かないでよ!」
キロ「うん、だから、俺は利江子が守ってくれ」
利江子「は?」
キロ「利江子の命は俺が守る、だから、利江子も、俺の命を守ってくれ」
みどり「おれもだ、利江子手を貸してくれ、俺も全力で守る」
守丸「僕も、皆さんを守ります、だから皆さんも僕を守って下さい」
利江子「本当、頼りにならないんだから、さ、行くわよ、ぱぱっと行って、ぱぱっと帰って、暖かい温泉にでも浸かりましょ」
キロ「いいなそれ」
みどり「おれは帰ったらはじめて酒を飲んでみる」
守丸「僕はとりあえず、嫌というほど寝てみます」
みどり「じゃあ、行くぞ」

脱衣婆には養命酒……じゃない養老水を渡して、
陽炎と速鳥、白鏡黒鏡を駆使して、次の瞬間には黄川人でした。

いざ、朱点童子!

今回は前回と違い、封印も寝太郎も100パーセントというわけでもなく、特にキロとみどりが避けまくってくれました!

守丸も、川原双光斬で攻撃しまくります!

全員封印になった!ヤベエ!
という時に、利江子の悶絶利江子圧が光ります!

勝利!守丸!鏡返し習得です!
お前まだ習得してなかったのかよ!習得してると思って前衛置いてたのに!

花咲の思いの呪いが解けました\(T▽T)ノ
やった!やったよ!

そして連戦です!

とにかくパラメータ上げから入って。

速鳥、梵ピンは特に切らさないように気を使いながら。

反撃に入ります!

狂った光も大丈夫!
みどり、この時のために大甘露をためにためまくってましたから!

みどりも攻撃に入ります!

気合いれすぎて体力がヤバくなっちゃった。
当主がうっかり万歳殺するもんじゃないね!

利江子、何度目かになる悶絶利江子圧です!

勝利!!!!!!

最後の最後、利江子が天誅打を利江子を開発して、
戦いに決着がつきました!!!
てんちゅう!


呪いが解けた一ヶ月後、いきなり頭を丸めて尼になる!と言って家を飛び出します。
山奥の寺で静かに余生を暮らそうと決意してのことですが、
どういうわけか、
命を狙われる小さな貴族の用心棒に雇われたり、
義賊の男に惚れられたり、
戦争にかりだされて一命もおとすこと無く戦争を終わらせたり、
あげくに船で果てしない土地を持つ巨大な異国の地へと旅だったりと、
一族で一番波乱万丈な生涯を送ることになります。
しかしながら彼女が一生懸命に祈るのは、亨という名の神様でした。

守丸
香が心配で追いかけていったが最後、波乱万丈な人生に巻きこまれてしまいます。
どんな危ない時にも彼女のそばから離れず、彼女を守り続けました。
彼らの物語は一言では語りきれませんが、
60年後、老人となった二つの丸い頭が、ボロ屋敷となった花咲家の縁側で、子どもたちに囲まれてお茶をすする姿があったそうです。

光矢
弓を捨て、医者になる道を志しますが、現場の壮絶さに泡吹くこと百回ほど。
家で泣き言を言っては、みどりに「バカだな」とか「アホだな」とか言われてました。
でも、なんとか師匠から独り立ちを許され、娘と一緒に起業することを決意したとき、
みどりから家のほとんどの金を渡されます。
その金を元に、お金の無い人達を対象とした怪我や病気を治す場を作り上げます。
貴族からは娘がしっかりと金をとってたのですが。
寝る間も惜しんで色々な人を助けまくった結果、10年後、一族で一番に死んでしまいます。
娘と、自分が作り出した有能な医者たちを残して。

みどり
3カ月ほど何かをしながら家でのんびりしていましたが、
ある日、近くの農村に小さなボロ小屋を立てて田んぼを耕し初めます。
近所の子供達からは、妖怪妖怪と言われながらも、慕われているようです。
今日も彼は日照りの心配をしながら雨乞いの踊りを踊ります。

キロ
しばらくは利江子と一緒に残った鬼退治に勤しんでいましたが、
ある日旅芸人一座の一人に二人して恋してしまいます。
利江子と彼の二人をとりもち、身を引き旅に出ようとしたキロですが、利江子にものすごい勢いで怒られて、
結局旅芸人の一人となり一緒に度に出ることになりました。
それ以来、一族は彼女の消息を知りません、
ただ、それから5年後、
どこかに、赤い髪の美人が演じる短命一族の物語の芝居が面白いと、耳に挟むことがあったそうです。

利江子
キロが旅立ってからは、家事手伝いをしていた日々でしたが、
みどりに「とっとと嫁に行け」
と人の良さそうな商人と無理やりお見合いさせられる。
しかしながら相手はイケメンの好青年。
次の瞬間には恋に落ち、一姫二太郎の二人の子供を設け普通の女としての幸せを手に入れました。
ときどき実家に帰っては、みどりたちに子供を見せに行ってます。
みどりは「邪魔だ」と言ってますが、少しうれしそうです。

千尋
好き勝手始めるみんなに一人だけ「うちは武家なんです!うちは武家なんです!」
と一人武家活動に勤しむ。
みどりが光矢に財産のほとんどを渡した時は、
「それぞ武家魂です」
と感動するものの、後の暮らしは楽ではなかった。
用心棒に薙刀の指南、寺子屋のバイト、瓦版屋の手伝いや光屋の医院やみどりの田んぼの手伝いまで幅広く頑張りながら、
武家活動をがんばりました。
いじわるな他武家や貴族笑われながらもせっせと働き続けていましたが、うっかり農民の娘に恋に落ち。
身分なんて関係ない!と結婚します。
それ以来は、田んぼも耕せる武士というか、変な武士になりました。
障害はありましたが、6人の子供を設け、花咲家の名前を受け継ぐ役割を担いました。

イツ花
朱点討伐より3年後、
みどりと何か話したかと思ったら、
次の日、「お世話になりました!」と家を出て行きました。
何を話したかは知りませんが、
二人は晴れやかな笑顔で手を振り続けたそうです。

さても花咲の物語、これにて完結です。
ご清聴ありがとうございました。
彼らの物語はこれから本番かもしれません。
せいぜい生きて生きて生きて神々を楽しませてもらいましょう。
語り部は花咲が生き残りキロでした。

なんちゃって!

終わり!

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